【まとめ】ついにリリース!Android 9 Pieの新機能と変更点

【まとめ】ついにリリース!Android 9 Pieの新機能と変更点
画像:android.com

こんにちは。この前、家の前でひっくり返ったセミを起こしてあげていたらなんと職質されました。俺からしたらひっくり返ってんのに起こしてあげない人の方がよっぽど不審だよ!!

さて本題ですが、Googleは2018年8月7日、開発者向けに2018年3月から先行提供していたAndroid Pをついに正式公開しました。
正式版はバージョン番号がAndroid 9.0.0となり、恒例のお菓子コードネームは「Pie(パイ)」となりました。

この記事では、新機能と従来からの変更点をデザイナーの視点からまとめてみます。

Android 9 Pieの変更点

『AIの力で、よりユーザーに合うOSに。』

Android 9 Pieのコンセプトにあるとおり、このアップデートでは機械学習を活用した機能の拡張や強化が目を惹きます。

今回はその中でも、特にUIと機能の追加について着目したいと思います。

iPhoneライクな起動アプリのプレビュー画面へ

今回のAndroidからアプリ履歴ボタンが廃止され、代わりにホーム画面を上にスワイプするとアプリスイッチャーが起動するようになりました。

アプリスイッチャーでは、起動しているアプリのプレビューがさながらiPhoneのようなUIで表示されます。

画面下部には検索バーと機械学習によってサジェストされた、次に起動されるであろうアプリ候補が表示されています。

画面比が縦に長い最近のAndroid端末のトレンドから考えると、アプリ一覧が横並びになったことで、女性や手が小さい子どもなどより多くのユーザが快適にアプリの切り替えを行えそうですね。

アプリのサジェストは精度によるとは思いますが、スマホを使うタイミングが毎日同じようなユーザであれば重宝しそうだとは思います。

例えば通勤で毎日車に乗る時間帯ではSpotifyを提案してくれるような感じになるのであれば、今後ユーザに新たなUXを提供できるのではないでしょうか。

また、ホームボタンを直接横にスワイプすることでもアプリスイッチャーを起動できます。
この操作方法によって、今までより1つ少ない動作でアプリの切り替えができます。
iPhoneよりも少ないアクションでアプリ切り替えが行えるのは、切り替え操作がかなり快適になりそうですね。

この操作の場合はアプリ切り替えに特化したUIが表示されるため、検索バーや機械学習によって表示されるアプリ一覧は表示されないようです。

プレビューからアプリ画面へアクセスが可能に

プレビューは今までのものとは違い、そのままテキストを選択してコピーなどをすることができるようになります。
もちろんスマートテキストを使って、アーティスト名や住所をタップするだけでテキストを選択することも可能となっています。

今までのプレビューだけの使い方から、起動中のアプリに同時にアクセスするような感覚の使い方ができそうですね。

ナビゲーションに画面回転用のアイコンを表示

細かい改善点ですが、画面回転にも変更が加わりました。

縦向き/横向きにすると、ナビゲーションに画面回転用のアイコンが表示され、アイコンをタップすると画面が回転するようになります。
今まで何度も経験してきた、縦向きのままで操作したいのに横向きになってしまい自動回転をオフにするといったことがなくなりそう。

アプリドロワーのデザインを一新

新しく改良されたアプリドローワーでは、アプリの並べ替えをより便利に行うことができるようになりました。
頻繁に使用されるアプリケーションが上部に表示され、残りのアプリケーションはその下に表示されます。

ここらへんは従来もランチャーで自由に弄れたので、ユーザ側で自由に変更できるようにしてほしいですね。
どうせよく使うアプリはホームに置いちゃうと思うんですけど、どうなんですかねー。

脱スマホのための機能が多数登場

Android 9 Pieでは、スマホとほどよい距離をとれる新機能が多数追加されます。

新しく追加された「Dashboard」は、「アプリの使用状況」からアクセスできるメニューオプションです。各アプリごとに、どれぐらいの時間使ったか、いつ多く使ったか、またスマホを何回解除したか、通知をどれだけ受け取ったかなどもログとして確認することができます。

こーれもまた、ユーザにとっては行動を見直すことができるか、はたまたストレスをただ感じるかで分かれちゃいそうではありますが…。
ユーザに訴えかけるような機能の追加は、受け取り側の感情も考慮しないといけないのでUX設計が難しそうですね。

画像中央の「App Timer」は、アプリに使用時間の制限を設定でき、あと何分かなど通知を表示したり、制限時間を超えたアプリのアイコンをグレーアウトすることができます。

画像右の「Wind Down」は、就寝前になると通知をストップして画面の明るさを落とし、またモノトーンにしてくれることで目への刺激を抑える機能だそうです。

一人一人に寄り添った使い勝手を提供

アプリスイッチャーの説明でも機械学習を用いてユーザにアプリをサジェストする機能がありましたが、他にもユーザに寄り添った使い勝手を実現してくれる機能が数多く登場します。

Adaptive Battery」は、アプリのバッテリー消費の傾向を学習し、バッテリー消費を最適化してくれます。
これも従来のバッテリーセーバーなどとは違い、ユーザの行動の傾向から学習して最適解をだしてくれるみたいです。

Adaptive Brightness」は環境に応じて画面の明るさを調整してくれるそうですが、以前からある機能と何が違うんでしょう、、。
これも機械学習を用いて、ユーザが屋外によくいる時間には画面を明るくといった調子なんでしょうかね。

屋内にいても正確に現在地を測定

これ、すごくないすか!?

Android 9 PieではWi-fi RTT(Round-Trip-Time)という技術によって、GPS精度が極端に落ちてしまう屋内でも正確に現在地を特定することが可能となりました。

アプリにRTT APIを用いることで、近くのアクセスポイントまでの距離を測定してくれます。精度はアクセスポイントの数によって変わり、3つ以上のアクセスポイントが判定できれば1〜2m程度の誤差で現在位置を特定できるそう。

高い精度で現在地を特定できるとなると、屋内のナビゲーションだったり飲食店の電子ポイントといったロケーションベースの情報の提供が簡単になります。
また、デパートなどの商業施設でも店舗単位で現在地が計測できるため、店内マップなどがこれから急速に普及してくるのではないでしょうか。

これは夢が広がるなぁ〜!

写真撮影用フォーマット「HEIF」をサポート

これも個人的にはありがたい…!!

従来のjpegに比べ2倍以上の圧縮効率を実現する写真向け撮影フォーマット「HEIF」を新たにサポートすることが決まっています。

これはAndroidユーザにはなかなか聞き慣れないかもですが、AppleがリリースしたiOS 11とmacOS HighSierraでサポートされた時に話題になった、画像の新しいファイルフォーマットです。

今後Android 9 Pieが普及するにつれて、標準の画像フォーマット群にHEIFが入ってくるかもしれませんね。

ビールの泡が浮いている問題点を修正

コレはアツい!ついにAndroidはここまで来たかといった感じです。

まとめ

自分の意見も交えつつですが、Android 9 Pieの新機能の一部を紹介してみました。

Androidは6辺りからディテールの変更が多く、個人的にUIは完成されてきた感があったのですが、今回はiPhoneに少し寄ってきたのかなぁというのを感じました。
どちらも端末の形状がほぼ同じな以上、使いやすさを追い求めるとインタフェースが収束していくのはわかりますが、その中でうまく個性を活かした方向性に今後進んでいってほしいですね。

紹介した以外にも様々な新機能が紹介されているので、こちらの公式動画もぜひご覧ください。

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